「それ、本当に必要?」と思っていた私が、ADHD彼から学んだ“快適への投資”

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少し前までの私なら、きっと理解ができなかったと思う。

「え、その出費、本当に必要?」

彼のお金の使い方を見て、そう思うことがなん度もあった。


1ヶ月前から、彼が仕事で約3ヶ月の出張へ。

前回は海外だったこともあって、毎日寂しくて仕方がなかった。 でも今回は国内。

新幹線ですぐ会いに行ける距離ということもあるし、

私自身も少し成長したのか(コーチングも受けたしね!)不思議なくらい寂しくない。笑

先日、そんな彼の滞在先へ遊びに行ってきた🚅

彼の会社が用意してくれたのは、ホテルではなくアパート。

ベッドや洗濯機、冷蔵庫、キッチン用品、掃除道具まで揃っていて、自炊もしやすそう。

「これなら暮らしやすいな」と思った。

…でも、一つだけ驚いたことがある。

55インチのテレビ!?

彼が自分でリサイクルショップで買い足していたもの。

・ドライヤー
・炊飯器
・テレビ台
・そして55インチのテレビ。

思わず、

「そんな大きいテレビ、本当に必要!?笑」(私の心の声)

PS5とノートパソコンを持ってきているとは聞いていたけど、それでも私には大きすぎるように思えた。

レンタカーで迎えに来てくれた彼は、そのままリサイクルショップへ。

次に彼が狙っていたのはロードバイク🚲

アパートから駅まで遠い。周りにはスーパーも少なく、完全に車社会。

本人はジモティーで車まで探し始めていて、

「いやいや、まずは自転車でいいんじゃない?」

と全力で止めた。笑

結局、欲しかったロードバイクは売り切れ。

代わりに気になったのが、一人掛けソファだった。

正直、

「ベッドからテレビ見られるようにすればいいじゃん。」

「食卓テーブルあるし。」

と思っていた。

でも、仕事から帰ってきて、ホッと一息つける場所。

それって意外と大事なのかもしれない。

そう思って見守っていたら、4,000円ほどで無印良品のオットマン付きソファを購入。

……

座ってみた。

めちゃくちゃいい。

私も欲しい。笑


思い返せば、うちにあるデスクチェア「エルゴヒューマン」も同じだった。

元々あったゲーミングチェアが壊れて普通の椅子で座っていたけど、

かれこれ普通の椅子で2年くらいかな。

体が痛いと。

だから椅子が欲しい。

彼は家具のセールフェアのイベントを見つけて、一緒に行ってきた。

嬉しそうにデスクチェアを試している。でも安いもので8万円から。 

その頃の彼にはお金がない時だった。 私が食費を出していた時期だった。

彼は一生懸命、私にプレゼンをするが、

「これ、私が払う流れ?」

もちろん答えはNo No No笑

すると彼のリサーチが始まった。

ジモティーでエルゴヒューマン旧モデルを24,000円で発見。

「取りに行こう!」

…そこからが大変だった。

お家から2駅先のところで取引することになったけど、重たい椅子、、、車なしでどうするのか、、、


タクシーアプリで車呼んでもなかなか来ず、仕方なく彼は車通りのいいところまで椅子を抱えて、タクシーをつかまえた。

タクシーに苦労して椅子を積んだけど、大人2人が乗れるスペースがなくなり、私だけタクシー乗って彼は電車で戻ることになった。


お家に着き、タクシーの運転手さんが椅子を下ろすのを手伝い終わった頃、
全速力で走って帰ってきた彼。

今では、そんな思い出のある椅子が我が家で一番座り心地がいい家具になっている。


ADHDの彼は、お金の管理は正直あまり得意じゃない。

「そこじゃないでしょ。」

と思うこともある。

でも最近思う。

この人、

自分が快適に生きることには、とても真剣なんだ。

疲れない椅子。

くつろげるソファ。

好きなゲームを楽しめるテレビ。

一見、無駄遣いに見えるものでも、

本人にとっては毎日の生活の質を上げるもの。

そう考えると、少し見方が変わった。

そして数日後。

「車が手に入った!」と嬉しそうな連絡が来た。

……買ったの?

と思ったら、

職場の方が貸してくれたらしい。笑

よかった。

本当によかった。

最近の私は、

「また買うの?」

ではなく、

「その買い物で毎日が快適になるなら、それも価値があるのかもしれない。」

そう思えるようになってきた。