彼がアメリカから帰ってきて、もう4日目。
…なのに、リビングにはまだスーツケースが置かれたまま。
「片付けないの?」って思うけど、本人いわく
「新しい服を入れる前に、古い服を断捨離する」らしい。
なるほど、理屈はわかる。
でも、その“断捨離する前段階”が長い。笑
ADHDの特性もあるのか、やるべきことを後回しにするのはよくあること。
とはいえ、少しずつ古い服を手放している姿を見ると、完全にやっていないわけでもない。
そんな彼を横目に見ながら、ふと思った。
…問題は、私じゃない?って。
私は今、毎月お金を払ってトランクルームを借りている。
できれば年内に解約したいと思っている。
そのためには、自分の服も見直さなきゃいけない。
でも正直、断捨離って苦手😑
気づけば「あとでやろう」と思って、そのままになっているものばかり。
そんな中、なぜか突然始まった“片付けタイム”。
しかも主導しているのは、彼。
「冬物でしまいたいものはこっちに置いて」
「そのボトムスはその棚に入れて」
まるで現場監督。笑
私は言われるがままに動くだけ。
でもそれが、なぜか一番スムーズだった。
自分一人だと進まないのに、誰かが流れを作ってくれると、こんなにも片付くんだなって思った。
そして極めつけの事件。
冬物のセーターをしまう前に洗おうと思って、洗濯機へ。
数分後。
取り出したセーターが、見事にくっついている…。
やってしまった。
彼に見せたら、すぐに一言。
「タグ見た?」
…見てません。
「これ手洗いだよ」
ですよね。笑
意外かもしれないけど、彼は洗濯やアイロンに関しては結構しっかりしている。
私はというと、完全に感覚タイプ。
この違いも、ちょっと面白い。
片付けをしている途中で、ふと私は彼に言った。
「I’m sorry that I don’t help you anything, but you always help me」
すると彼は、さらっとこう言った。
「チームワークだよ」
なんだか、その一言で空気がふっと軽くなった。
できていないことばかりに目を向けてしまうけど、
こうやって支え合ってる瞬間もちゃんとあるんだなって思えた。
片付けられない彼、片付けられない私。
でも、やり方を少し変えるだけで、ちゃんと前に進める。
人を変えようとするより、
やり方や関わり方を変える方が、ずっとうまくいくのかもしれない。

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